避難時に絶対に忘れるな!家屋を守る火災対策とは
- takahashia01
- 2022年3月13日
- 読了時間: 1分
地震後の出火原因の約60%は電気関係。
地震発生直後だけでなく、1時間以上経ってからの出火も多いことはご存じだろうか。
防火対策の意外な盲点。避難時に絶対に忘れてはならないこと。
いや、例え気が動転して忘れても、
思い出の詰まった家屋だけは守りたい。
今から簡単にできる地震発生時の火災対策をお届けする。
地震による出火原因は60%が電気関係

出典:政府インターネットテレビHP
阪神淡路・大震災、東日本大震災など私たちは深刻な地震災害を経験してきた。
そのたびに様々な公共インフラが整備されてきたが、個々人に目を向ければ、未だに様々な盲点がそこかしこに潜んでいる。
公共の対策では行き届かない部分は自分で守りを固めるしかない。今回ご紹介するのは「電力復旧を原因とした住宅火災と対策」である。
阪神・淡路大震災の出火原因は約60%が電気関係とされる。つまり、倒れたヒーターから炎が衣類などに移ったり、倒れたタンスの下敷きになって切れた電気コードがショートして発火するケースだ。
電力復旧後に起きる通電火災
さらに出火想定時刻に目を向けてみると、地震発生直後だけではなく、意外にもしばらく経ってから、なかには1時間以上遅れて出火しているケースも多いことがわかる。

出典:政府インターネットテレビHP
これは、地震で停電した後、電力が復旧した際に起きている現象と考えられ、「通電火災」と呼ばれている。
通電火災を防ぐためには、避難時にブレーカーをオフにしておくと確実だ。ブレーカーの位置があいまいな方は今から確認しておこう。
事前の備えで慌てずに済む「感震ブレーカー」
しかし、特に大地震の際は気が動転しており、避難に必死でそこまで気が回らないかもしれない。また、ブレーカーの取り付け位置が高く、いざという時に手が届かないという心配もある。
このような場合に有効なのが「感震ブレーカー」だ。
揺れを感知すると自動的にブレーカーのメインスイッチをオフにしてくれる。
また、現在設置されているブレーカーに後付けで取り付けできるタイプもある。
横浜市のHPにも詳細が記載されているので確認いただきたい。
感震ブレーカー設置促進 横浜市 (yokohama.lg.jp)
長年の思い出がつまった我が家を守るため、今すぐ対策を取ろう。
数千円から1万円程度で入手できるようである。
※以上は政府インターネットテレビの内容のダイジェストです。詳しくはこちらの動画をご覧ください。(画像を押すと政府インターネットテレビHPに移ります)
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