自治会ニュース No.26 2021/10/21
結果報告
10月9日の秋の防災訓練は、新型コロナウィルスの影響で安否確認訓練のみ行われました。朝早くから訓練にご参加、ご協力いただきありがとうございました。訓練の結果を以下の通りです。
安否確認は92.1%となりました。 (安否が確認された人1,456人) 発災後1時間で命が助かるか、火災を出さずに家屋財産を守れるかが決まると言われています。この時間は、行政は全く手を出せません。地域には、高齢者や障がい者、乳幼児など、何らかの助けが必要な方や、災害時の要援護者がいることが大事です。そのためには、安否確認を素早く行い、各々が無事や手助けの必要を「発信」することが重要です。 今回は訓練の直前に、横浜市内で震度5弱、栄区では震度4の地震が実際に起きました。不安を感じたり、地震への備えについて今一度考えてみたりという方も多かったのではないでしょうか。 白い布の掲示による安否確認はこれまでの訓練で定着し、今回の訓練では皆さまのご協力によりかなりスムーズに行うことができました。では、実際に地震が起きた時も訓練と同じことができるでしょうか?
実際に地震が起きたときの安否確認の方法
今一度確認しましょう!
栄区の震度にかかわらず横浜市内のどこかで震度5弱の地震が起きた時、今回の訓練と同様の安否確認を実際に行います。
発災後は、まず自分の身を守る行動を行い、次に同居の家族の安否を確認後、火の始末や停電時には通電火災防止のためブレーカーを落とす。
タオルなど白い布をかけてから外に出て近隣で声がけを行う。 近隣での声がけが安否確認の基本! 班長が巡回できない状態でも、近隣での助け合いが命を守る行動につながります。
近隣で白い布の掲示がなく状況が不明のお宅があれば、班長でなくとも安否を確認し、無事な場合は白い布を出すよう声をかける。 助けが必要な場合には巡回中の班長、時期班長、次次期班長に状況を伝えて本部に連絡するとともに、近隣に声をかけ、できる範囲で助け合う。
班長確認が終わったら、その時点で白い布をかたづける。 本震のあと続いて大きな余震が起きることも考えられる。白い布を出したままでは、次の余震時に安否確認が難しくなるため。
日頃から地域でのコミュニケーションを円滑にし、隣近所・住民同士の関係づくりを進めましょう。
緊急事態宣言の影響で本格的な訓練が実施できなかったのは残念ですが、安否確認訓練も3.11以降毎年継続していて、皆さん慣れてきた様子が伺えますね。 横浜市内でも既に高い評価を受けている当自治会の防災訓練ですが、これからもどんどんレベルアップして、ますます安全・安心な街になっていくと良いですね!